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100年先の地球を見つめて
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 カウラ(Cowra)とは、オーストラリア・シドニーから320㎞ほど西に位置する町。(250㎞と書いてあるものもあるし70㎞の差は大きいぞ~)

 今から64年前の1944年8月5日未明、この町の第12捕虜収容所で発生した日本人捕虜の集団脱走という悲劇的な出来事があったのが「カウラ事件」。

「恥を知るものは強し。常に郷党家門の面目を思い、愈々奮励して其の期待に答ふべし。生きて虜囚の辱めを受けず、死して罪禍の汚名を残すこと勿れ」即ち、捕虜になったら自決せよという命令ではないものの「捕虜なって生き恥をさらすくらいなら、潔く死んで汚名を残さない方がいい。

日本の軍隊のみならず一般国民にもこう言った「戦陣訓」が浸透しており、捕虜になると戦死扱いされ家族の元に帰りにくい状況で、とても脱走成功が目的とは思えない悲劇の事件であった。

 日本の教科書では決して教えられることもなく長い間、歴史から埋もれていました。

 このたび日テレで「あの日、僕らの命はトイレットペーパーよりも軽かった。」

  7月8日(火)21:00から放送です。

P.O.W(Prisoner of War) Camp Cowra, Japanese War Cemetry, Wyangala Dam


豪日研究プロジェクト
鉄条網に掛かる毛布(Blankets on the wire)  PDF
カウラ捕虜収容所脱走事件とその後(62周年記念2006.8.5出版)
スティーブ・ブラード著
田村恵子訳

まえがき
序章
第一章:誤解
第二章:脱走
第三章:結果
第四章:和解
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 人間一人が一生で出す二酸化炭素の量を、F16戦闘機は僅か8時間飛ぶだけではき出してしまう。
また、戦車の燃費は何と! たったリッター200mしか走れない。

 環境破壊の最大の原因は、戦争である。
中南米マップ
 中米のコスタリカは戦争と軍隊を放棄し、豊かな自然と経済力をもつようになった。
オスカル・アリアス元大統領は1987年にノーベル平和賞を受賞している。
エコツアー発祥の国として知られ、世界中から観光客が訪れ、国民は豊かな生活を営んでいる。

 それに比べ、隣国であるニカラグアは未だに内戦の影響で国民は苦しみ続けている。
国民の医療においても格差が広がり、助かるはずの病気で命を落とす人も多いという。

 軍事費に税金の大半が使われ、生活や医療に苦しむニカラグアからコスタリカに密入国する人々が絶えない。

 軍備を捨て自然環境の保全に力を注ぎ天国のように変身した国コスタリカ。
面積は日本の九州と四国を併せたほどで人口は350万人。
そんな狭い国に自然動物種が世界の5%、鳥類に至っては10%も生息するという。

 一方、未だ軍備を捨て切れず、地獄のような現状に喘いでいるニカラグア。

 この隣り合った対照的な二つの国。

 やはり、国の指導者によってこんなにも違うものなのか?

 国だけでなく、会社のトップにも相通じるものだと実感する番組であった。
俺は、君のためにこそ死にに行く
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俺は、君のためにこそ死にに行く 【5月12日(土)ロードショー】
『男たちの大和』『硫黄島からの手紙』に続く待望の映画


 知覧町は[薩摩の小京都]と言われ武家屋敷跡が残るのどかな地です。この地が太平洋戦争末期、特別攻撃隊=いわゆる神風特攻隊、の発進基地となったところ。今から10年ほど前、会社の慰安旅行で訪れたことがあります。館内には多くの平和を願う何千羽の鶴がありました。
 
 鳥濱トメさん、という人の名前を知ったのはその時案内してもらったバスガイドさんから聞いた時です。彼女は「特攻の母」と呼ばれ、軍指定食堂「富屋食堂」で出撃前の特攻隊員を「母親」役として何人も見送った人だそうです。若き特攻兵は三角兵舎で1週間ほど過ごし、爆弾を積んで飛び立っていったそうです。日本本土のお別れの目印が九州最南端にそびえる開聞岳でした。死の旅立ち前の若者を見送る立場の辛さとそこで展開された人間模様は筆舌に尽し難いことだったでしょう。

 日本の敗戦後、知覧は軍事基地のあった場所であることから、アメリカ軍による基地解体が進められました。既に九州上陸後、アメリカ軍兵士の素行の悪さが問題となっていました。そこで知覧の警察は鳥濱トメさんに若い血気盛んなアメリカ軍兵士の持て成しを依頼に行ったそうです。今まで戦ってきた敵を、日本の若い特攻兵の死の旅立ちを送ってきたトメさんが、よりによってその敵であった相手を持てなすとはなんという皮肉なことでしょう。そうすることが知覧の女子・子供への危害を防ぐことであれば、とトメさんは引き受けたそうです。さぞかし肝っ玉母さんであったのでしょう。アメリカ兵もなつき、彼女を囲んでアメリカ兵が笑顔の写真が残っていたとのこと。そんな彼女に、町の人はあっちこっちについて、と本人の心の苦しみを理解せず批判した人もいたとのことです。トメさんは毎朝、日本の若者が飛び立った滑走路跡で祈りを欠かさなかったそうです。
   
 今日の私たちでも、現実には理想通りに行かないことがたくさんあります。そしてそこには感情も入り、論理では割り切れないことばかりであるとおもいます。みんなで一緒に仲良くやろう、と言っても現実はそれほど甘いものではありません。時には意見の合わない者と対立して事を進めていかなければなければならないこともあるでしょうし、あえて火中の栗を拾い、意見調整しなければならないこともあることでしょう。
  
 トメさんはそのうえに愛の結果でもなく生まれてきたハーフの子をその母親と共に引き取るなど、「知覧の母」たる姿勢を貫いたそうです。若くして散っていった特攻兵、彼らを見送り続けたトメさんを想うと、私たちは2度と戦争という悲劇を起こしてはなりません。

 知覧の母、いや日本の母なるこのトメさんは、死を目前にした何人もの人たちに安らぎの手を差しのべて、平成4年4月22日、桜が散ってしまったあと、89歳でこの世を去りました。

アゼルバイジャン
 カスピ海に面し、石油を産出する人口800万人の旧ソ連の国。1991年ソ連が崩壊後独立。その後の経済は著しく混乱した。
国内のナゴルノ・カラバフ自治州で、アルメニア系の住人が独立運動を展開し、隣国のアルメニア共和国がこの独立運動を支援。アゼルバイジャンはアルメニアと戦争状態に入り、結果は戦争に敗れ、国家崩壊の危機に直面する。
 1993年、ヘイダル・アリエフはアゼルバイジャンの大統領代行に就任、強権的な手段で治安を回復。同年、大統領に就任。
その後、2003年12月、アメリカの病院で死去するまで、ソ連時代から通算して30年以上、アゼルバイジャンを支配した。
2003年10月には息子のイルハム・アリエフが大統領となる。旧ソ連の諸国は、グルジア(2003年・バラ革命)、ウクライナ(2004年・オレンジ革命)、キルギス(2005年・チューリップ革命)と、民主化ドミノが進んだ。しかし、ドミノは、アゼルバイジャンの手前で止まった。
 その理由の一つには、野党の指導者が民衆の支持を得られなかったこと。彼らは1990年代初めに政権の座にあったが、経済は混乱し、アルメニアとの紛争になすすべもなく敗れ、民衆がその失望感を忘れていないこと。
 二つ目には、大統領は強大な権限を持っていること。中央のみならず地方においても公務員は大統領より直接任命される。公務員は大統領に忠誠を尽くさなければ、失業率の高い中、職を失ってしまうため、野党が政権をとれば失職するのを恐れるからだ。野党支持者の大部分は失業状態にある。
 三つ目には経済が好調なこと。カスピ海原油の増産、それに価格の上昇がある。2005年には20%もの経済成長を実現、2006年も同程度の経済成長が見込まれている。
 四つ目には、欧米の態度。欧米諸国は、グルジア、ウクライナ、キルギスの選挙では民主化運動を積極的に支持した。しかし、アゼルバイジャンの場合は干渉をしなかったこと。西側は、アゼルバイジャンを石油・天然ガスなどのエネルギー、安全保障、民主化の観点から判断する。アゼルバイジャンは、地域の覇権を狙うロシア、それにトルコ、核開発の動きを見せるイランに接し、安全保障のうえで重要な位置にある。それに、西側としては、アゼルバイジャンに安定的に石油やガスを供給してほしい思惑がある。欧米諸国がアゼルバイジャンに望むことは、民主化よりも安全保障と石油のほうが重要に考えている。
 ブッシュ米大統領は、「自由と民主主義の拡大」外交を掲げ、今年の四月下旬にアリエフ大統領をホワイトハウスに迎え握手したが、それよりも対イランや対ロシアのほうが重要と考えていたようだ。
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プロフィール
HN:
Sachan
年齢:
117
性別:
非公開
誕生日:
1906/10/06
職業:
芸能
趣味:
ピアノ
自己紹介:
生年月日 1906年10月6日
出身地 岐阜県
血液型 A型
身長 160cm
スリーサイズ B78cm,W58cm,H83cm
好きな食べ物 和食
好きなスポーツ バスケットボール
特技 ピアノ

★出演映画一覧
● 山崎 貴監督作 「ALWAYS 三丁目の夕日」 星野六子役 出演(2005/11/5公開)
● 堤 幸彦監督作 「TRICKトリック -劇場版2-」ゲスト美沙子役(2006/6/10公開)
● 麻生 学監督作 「着信アリ ファイナル」 主演決定!!(2006年初夏公開予定)
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