100年先の地球を見つめて
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「許してください…! 私の罪を…。罪は、陽子の中にあったのです…」。
昭和41年正月…。自分がルリ子姉さんを殺した犯人の娘であると知った陽子(石原さとみ)は、早朝の川原で薬を飲み、自殺を図った。だが、駆けつけた兄・徹(手越祐也)が雪の中に横たわっている陽子を発見、かろうじて命を取り止める。
意識を取り戻した陽子は、衝撃の真実を知らされる。陽子は、殺人者の娘などではなかったのだ。乳児院から子どもを引き取る際、夏枝(飯島直子)のことを不憫に思った高木裕介(陣内孝則)が、犯人の娘を渡すのをためらったのだという。
陽子の本当の親は、三井恵子(賀来千香子)という女性で、夫の出征中、知人の男性との間に子どもをみごもった。それが、陽子だという。
真実を聞かされた陽子は、自分が背信の中で生まれてきた人間であることを知り、新たな“罪”に苦しむ。そして、まだ見ぬ実母に対し、静かな憎しみを抱く…。
そんな中、高木の母親の葬儀を手伝った徹は、参列していた陽子の実の母・恵子と出会う。生み捨てた娘が自殺を図ったと聞いた恵子は、自らの罪深さに動揺し、帰り道、交通事故を起こしてしまう。
責任を感じた徹は見舞いに行くが、そこで恵子の息子、つまり陽子の実の弟・達哉(中尾明慶)と鉢合わせしてしまったのだった…。
かつては辻口家から嫁に出してもらう未来を夢見ていた陽子だったが、自殺を図り、自らの出生を改めて知って以来、その思いは変わってしまった。
進学を考え、猛勉強の末、徹や北原壮太(窪塚俊介)が学ぶ北海道大学に合格する。
だが、奇しくも達哉も、同大学に進んでいたのだ…!
母の病室で徹を見かけていた達哉は、すでに陽子と徹が兄妹であることも知っている様子。なぜか「友達になりたい」と執拗に接近してくる達哉に、陽子は不安を隠せない…。
また、陽子は大学で知り合った相沢順子(貫地谷しほり)と親交を深めていた。
順子が徹に好意を持っていることを知った陽子は、応援を約束。それを知った徹は複雑な思いにかられ、思わず順子にキスしてしまう。
夏休み、辻口家に遊びにやって来た順子は、ルリ子の死とその犯人の名を聞かされ、蒼白になる。なんと順子こそ、ルリ子殺害犯の娘だったのだ…!
「許してください。父の罪をお詫びしたいと思って、ずっと生きてきました」
ひれ伏す順子の肩をやさしく抱いたのは、夏枝だった。
許しを得、清々しささえ感じさせる表情を浮かべる順子。彼女の笑顔を見て、陽子は「私はいつか、実の母を許せるのかしら」と、苦悩を口にする。
そんなある夜、夏枝は、姿を消していた病院の元事務員・松崎由香子(本上まなみ)を、自宅に連れて来る。目を悪くしていた由香子の身元を、島田辰子(岸本加世子)が引き受けていたのだ。
由香子を絶望に追いやった眼科医・村井靖夫(北村一輝)は、「僕が、目を治す。…生きていてくれてありがとう」と、精一杯の謝罪を口にする。
そして、啓造は、「由香子くんに会わせてくれて、ありがとう」と、夏枝に感謝するのだった…。
やがて、達哉が陽子に興味を持っていることを知った恵子が、決意の表情で辻口家を訪問してくる。どうしても母を許すことができない陽子は、恵子を避けてしまう。
ついに対面した、育ての母・夏枝と、生みの母・恵子。
2人は「あの子を憎んで追い詰めて、自殺にまで追いやったわ…」「愛することもせず憎むこともしなかった、罪深い女よ…」と、陽子をめぐる自らの罪を涙ながらに吐露しあうのだった…。
同年12月、陽子は徹から、「兄ではなく、ひとりの男として考えてみてほしい」とプロポーズされる。改めて徹の深い愛情を感じた陽子は、兄の気持ちを受け入れることを決心する。
しかし、その直後、啓造、徹、北原が共に学会出席のため訪れていた函館で、大地震が発生! 幸い、徹と啓造は無事だったが、北原は左足切断という事態に見舞われる。
リハビリに付き添い、北原が“かけがえのない存在”であることを確信した陽子は「私があなたの足になるわ、一生…!」 と、愛を告げる。陽子の決意を知った徹は「絶対に、幸せになれよ」と、涙をこらえながら祝福するのだった。
そんなとき、達哉が、母・恵子に会ってほしいと、陽子に迫ってきた。
「母は、自分の罪に苦しんできた…」。すでに陽子が姉であることに気づいていた、達哉。弟が発した必死の叫びに、陽子は母との対面を覚悟する。
雪が舞う中、かつて自分が自殺を図った場所で、恵子と対峙した陽子。
だが、涙ながらに許しを乞う母に、陽子は一生、許すことはできないと背を向ける。去っていく娘の背中に、恵子は「スミコ…」と、肩を震わせながらつぶやく…。
義足に慣れるための北原のリハビリは、困難をきわめていた。無力感にさいなまれた北原は、「君がいると迷惑なんだ」と、陽子を避ける。
北原に拒絶された陽子は以前、2人で見に来ようと約束していた流氷を、ひとりせつなく見つめていた。
だがそのとき、夕日が射し、流氷が真紅に輝く光景を目の当たりにする!
「流氷が燃えている!」。大自然の脅威に圧倒された陽子は、自らの心に“氷点”があったことに改めて気づき、“許し”の心を見出していく。
「私は、生かされてたんだわ…! なのに心は、凍えたままだった…ごめんなさい、お母さん…」。
40年後…。ルリ子が亡くなった河原で、小石を積む陽子(竹下景子)の姿があった。
陽子が積んだ2つの石塔は、ルリ子と恵子を供養しようとしたものだった。謝るきっかけを逃したまま、恵子が他界したのだ。
そこへ、喪服姿の義足の男が迎えにやって来た。恵子の葬儀に参列していた、北原(津川雅彦)だ。
北原は、達哉から預かってきたという、小さな木箱を陽子に渡す。
小箱には陽子のへその緒が入っており、箱の裏には恵子がひそかに娘に名づけた名前“澄子”が、記されてあった。
恵子はそれをずっと大事に持っており、最期に「澄子」と呼んだという。
それを聞いた陽子は、「ごめんなさい…お母さん」と、心から詫びるのだった。
「人は生まれながらにして罪を背負っている。恨み、憎しみ、罵り合い、傷つけ合い…それでもかかわりあっているから生きていける。辛くても傷つけあっても…許しあっていかなければ生きてはいけない…」
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非公開
誕生日:
1906/10/06
職業:
芸能
趣味:
ピアノ
自己紹介:
生年月日 1906年10月6日
出身地 岐阜県
血液型 A型
身長 160cm
スリーサイズ B78cm,W58cm,H83cm
好きな食べ物 和食
好きなスポーツ バスケットボール
特技 ピアノ
★出演映画一覧
● 山崎 貴監督作 「ALWAYS 三丁目の夕日」 星野六子役 出演(2005/11/5公開)
● 堤 幸彦監督作 「TRICKトリック -劇場版2-」ゲスト美沙子役(2006/6/10公開)
● 麻生 学監督作 「着信アリ ファイナル」 主演決定!!(2006年初夏公開予定)
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● 山崎 貴監督作 「ALWAYS 三丁目の夕日」 星野六子役 出演(2005/11/5公開)
● 堤 幸彦監督作 「TRICKトリック -劇場版2-」ゲスト美沙子役(2006/6/10公開)
● 麻生 学監督作 「着信アリ ファイナル」 主演決定!!(2006年初夏公開予定)
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