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100年先の地球を見つめて
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原作:三浦綾子





 北海道・旭川の病院長・辻口啓造(仲村トオル)は、美貌の妻・夏枝(飯島直子)との間に一男一女をもうけ、幸せな家庭を築いていた。

だが、昭和21年7月、3歳になったばかりの長女・ルリ子が殺されてしまう…! 啓造の留守中、夏枝が病院の勤務医・村井靖夫(北村一輝)の思慕の言葉に耳を傾けている間の出来事だった…。

 ショックのあまりうつろな表情で日々を過ごしていた夏枝は突然、ルリ子のかわりに女の子を引き取って育てたいと言い出す。
 
 夏枝の願いを聞き入れ、友人の産婦人科医・高木裕介(陣内孝則)が営む乳児院に向かった啓造は、高木から、ルリ子を殺した犯人・佐石の娘を引き取ったらどうかと、もちかけられる。啓造なら“汝の敵を愛せよ”という教えを、実践できるのではないかというのだ。

 いったんは断ったものの、自分の留守中、またもや夏枝が村井と逢引きしたと思い込んだ啓造は、夏枝への屈折した憎しみから、殺人者・佐石の娘を引き取ることを決める。
 
 夫がひそかに自分に復讐を誓ったなどとは思いもせず、夏枝は、引き取った娘を“陽子”と名づけて溺愛。陽子(森迫永依)もまた、素直でやさしい少女に育っていく。

 だが、陽子が9歳になったある日、偶然、啓造の日記を目にした夏枝は、陽子の出生の秘密に気付いてしまう…!
 
 真実を知った夏枝は、夫と陽子に激しい憎悪を燃やし、その日から、人間が変わったように、陽子に怒りをぶつける。

 そして、学芸会用の洋服を用意してあげない、給食費を渡さない…など、陰湿ないじめを繰り返していく。
 
 それでも、陽子は決して、母を恨もうとしなかった。けなげに生きる陽子を温かく支えたのは、兄・徹と、近所に住む夏枝のいとこ・辰子(岸本加世子)だった。

 そんな中、病院の事務員・松崎由香子(本上まなみ)が「院長先生のことは一生忘れません」という電話を最後に、姿を消す。啓造に恋心を抱いていた由香子は、執拗に夏枝に迫る村井を阻止しようとして、村井にもてあそばれてしまったのだった…。

 さまざまな母の残酷な仕打ちに耐えながらも、陽子(石原さとみ)は美しく成長。高校を卒業する年齢になった。
 
 だが、吹雪の朝、牛乳配達のアルバイトに出かけた陽子が凍死しそうになるという出来事が…!

 「なぜ陽子が出かけるのを、止めなかった!?」「…あなたは、私を裏切ったのよ!」

 このとき初めて、妻が陽子の出生に気づいていたことを知った啓造は、ぼう然とする。だが、2人の激しいなじりあいを止めたのは、大学院生になった徹(手越祐也)の冷めた目だった。

 ずっと陽子に妹以上の感情を抱いていた徹は「僕は、大学院を出て医者になったら、陽子と結婚するよ」と、両親に宣言する。

 昭和40年春、陽子は卒業生代表に選ばれ、卒業式で答辞を読むことになった。しかし当日の朝、陽子が用意した原稿を、夏枝がわざと白紙にすりかえていたのだ…!

 そうとは知らず、壇上で、真っ白な原稿を見た陽子は、がく然! なぜ母がこんなにも自分を憎むのかがわからず、陽子は壇上で一筋の涙を流す…。
 
 だが、気を取り直した陽子は毅然とした口調で即興の答辞を述べ、会場は大きな拍手に包まれる。

 その夏、陽子は、辻口家に遊びにやって来た、兄・徹の親友で北海道大学の学生・北原壮太(窪塚俊介)と、運命の出会いを果たす。徹は、ひかれあう2人を複雑な思いで見つめる。

 これまで居場所を探しながら生きてきた陽子は、札幌に戻った北原からの手紙に“あなたは僕にとってかけがえのない存在”と書かれていることに、幸せを感じる。

 だが、陽子の幸福を許すことのできない夏枝は、その後、届いた北原からの陽子あての手紙を破き、2人の仲をも裂こうとする。

 そして…昭和41年正月、北原が辻口家に結婚の申し込みにやって来た。
北原の前で、ついに夏枝は陽子の出生の秘密を告げる。
「あなたは、ルリ子を殺した犯人の娘なのよ!」

「私が、私が、殺人者の…!?」。衝撃で、声にならない叫びをあげる陽子だったが…!?
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117
性別:
非公開
誕生日:
1906/10/06
職業:
芸能
趣味:
ピアノ
自己紹介:
生年月日 1906年10月6日
出身地 岐阜県
血液型 A型
身長 160cm
スリーサイズ B78cm,W58cm,H83cm
好きな食べ物 和食
好きなスポーツ バスケットボール
特技 ピアノ

★出演映画一覧
● 山崎 貴監督作 「ALWAYS 三丁目の夕日」 星野六子役 出演(2005/11/5公開)
● 堤 幸彦監督作 「TRICKトリック -劇場版2-」ゲスト美沙子役(2006/6/10公開)
● 麻生 学監督作 「着信アリ ファイナル」 主演決定!!(2006年初夏公開予定)
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