100年先の地球を見つめて
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パリから何千キロも離れた、未知のフランス。
大西洋、インド洋、太平洋に散らばるいくつものフランス領の島々。
マリンスポーツ、クルージング、サンゴ礁でのダイビング、ジャングルや真っ白い砂浜でピクニック…。
空と海の間で、これらの楽園は、きっと天国を想像することでしょう。
テレビで「人生の楽園」といった番組がたしかあったような気がしますが…。
ところで、フランス領でこのような島々がいくつもあることは知りませんでした。
このように外国には天国を想像するようなところが数限りなくあるに違いありません。
狭い日本にも、このような景勝地は数多くあることと思いますが、そのひとつにお寺などの庭園があります。
その中でも、とくに京都、奈良が代表的であるとおもいますが…。
京都の天龍寺の花咲く庭園でウグイスの声などを聞き、このようなところで毎日が過ごせたらと想像してみると、極楽だと思いませんか?
そこで、ふと現実に返り、目の前を見ると一冊の本。
少し目を通すと、禅僧による修行の日々の回想記でした。
この禅僧によると、極楽とはすなわち地獄である。
道場で修業する若い雲水たちにとって、そこでの日常はどのようなものか?そのベラボーな生活(禅道場の非常識な日々)が書かれていました。
このベラボーとは、何のためにそうするのか?それをするとどうなるのか?といった事前の説明は一切なく、いきなり「これをこうしなさい」といわれ、修行とはその繰返しに耐えることだという。
道場への入門も、玄関先で「たのみましょう」「出てけ」の押し問答を三日間繰返す。
出された食事は残らず食べ、鍋、釜を洗った洗い水まで飲まなければならない。
カレーの洗い水は恐ろしくまずく、必ず吐くとわかっていても心を決め、飲み干さねばならない。
夜は、一枚の布団を二つ折りにして、その間に挟まって寝る柏餅状の、かしわ布団で寝なければならない。
早朝の振鈴で全員が跳び起き、寝ていた「かしわ布団」を丸めて収納するさまは、まるで運動会のよう。
どうしてそんなことをするのか?理由がない。理由がわからないことを、とにかくそうなっているからそうするのだという理由で、しなければならない。
かつてはそれを「作法」もしくは「型」と呼び、人は己れを捨て、それに従うことで、逆に本来の己れに目覚めた。
だが、こんにちの合理主義の世の中で、そんな不合理は一笑され、人は自分の自由に生きる。
しかし、それは本当の自由ではないことを知り、誰もが自分自身の姿を模索しているのではないでしょうか?
好きなことをするのではなく、することを好きになる、その能力を養うのが修行であると著者、玄侑師はいう。
人生とは、生まれたからには「死ぬまで生きている」という型に従うほかならない。
無理と不合理にひたすら耐え、己れに目覚める修行の日々を送る雲水を思うと、いかに自分が自由奔放に生きているか、反省に目覚めさせられた新年でした。
大西洋、インド洋、太平洋に散らばるいくつものフランス領の島々。
マリンスポーツ、クルージング、サンゴ礁でのダイビング、ジャングルや真っ白い砂浜でピクニック…。
空と海の間で、これらの楽園は、きっと天国を想像することでしょう。
テレビで「人生の楽園」といった番組がたしかあったような気がしますが…。
ところで、フランス領でこのような島々がいくつもあることは知りませんでした。
このように外国には天国を想像するようなところが数限りなくあるに違いありません。
狭い日本にも、このような景勝地は数多くあることと思いますが、そのひとつにお寺などの庭園があります。
その中でも、とくに京都、奈良が代表的であるとおもいますが…。
京都の天龍寺の花咲く庭園でウグイスの声などを聞き、このようなところで毎日が過ごせたらと想像してみると、極楽だと思いませんか?
そこで、ふと現実に返り、目の前を見ると一冊の本。
少し目を通すと、禅僧による修行の日々の回想記でした。
この禅僧によると、極楽とはすなわち地獄である。
道場で修業する若い雲水たちにとって、そこでの日常はどのようなものか?そのベラボーな生活(禅道場の非常識な日々)が書かれていました。
このベラボーとは、何のためにそうするのか?それをするとどうなるのか?といった事前の説明は一切なく、いきなり「これをこうしなさい」といわれ、修行とはその繰返しに耐えることだという。
道場への入門も、玄関先で「たのみましょう」「出てけ」の押し問答を三日間繰返す。
出された食事は残らず食べ、鍋、釜を洗った洗い水まで飲まなければならない。
カレーの洗い水は恐ろしくまずく、必ず吐くとわかっていても心を決め、飲み干さねばならない。
夜は、一枚の布団を二つ折りにして、その間に挟まって寝る柏餅状の、かしわ布団で寝なければならない。
早朝の振鈴で全員が跳び起き、寝ていた「かしわ布団」を丸めて収納するさまは、まるで運動会のよう。
どうしてそんなことをするのか?理由がない。理由がわからないことを、とにかくそうなっているからそうするのだという理由で、しなければならない。
かつてはそれを「作法」もしくは「型」と呼び、人は己れを捨て、それに従うことで、逆に本来の己れに目覚めた。
だが、こんにちの合理主義の世の中で、そんな不合理は一笑され、人は自分の自由に生きる。
しかし、それは本当の自由ではないことを知り、誰もが自分自身の姿を模索しているのではないでしょうか?
好きなことをするのではなく、することを好きになる、その能力を養うのが修行であると著者、玄侑師はいう。
人生とは、生まれたからには「死ぬまで生きている」という型に従うほかならない。
無理と不合理にひたすら耐え、己れに目覚める修行の日々を送る雲水を思うと、いかに自分が自由奔放に生きているか、反省に目覚めさせられた新年でした。
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HN:
Sachan
年齢:
118
性別:
非公開
誕生日:
1906/10/06
職業:
芸能
趣味:
ピアノ
自己紹介:
生年月日 1906年10月6日
出身地 岐阜県
血液型 A型
身長 160cm
スリーサイズ B78cm,W58cm,H83cm
好きな食べ物 和食
好きなスポーツ バスケットボール
特技 ピアノ
★出演映画一覧
● 山崎 貴監督作 「ALWAYS 三丁目の夕日」 星野六子役 出演(2005/11/5公開)
● 堤 幸彦監督作 「TRICKトリック -劇場版2-」ゲスト美沙子役(2006/6/10公開)
● 麻生 学監督作 「着信アリ ファイナル」 主演決定!!(2006年初夏公開予定)
出身地 岐阜県
血液型 A型
身長 160cm
スリーサイズ B78cm,W58cm,H83cm
好きな食べ物 和食
好きなスポーツ バスケットボール
特技 ピアノ
★出演映画一覧
● 山崎 貴監督作 「ALWAYS 三丁目の夕日」 星野六子役 出演(2005/11/5公開)
● 堤 幸彦監督作 「TRICKトリック -劇場版2-」ゲスト美沙子役(2006/6/10公開)
● 麻生 学監督作 「着信アリ ファイナル」 主演決定!!(2006年初夏公開予定)
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