女子ソフト北京出場決める

　女子ソフトボール世界選手権は３日、北京で決勝トーナメント１回戦があり、日本が１―０で中国を破り３位以内が確定。０８年北京五輪への出場権を獲得。日本では全競技を通じて北京五輪出場決定一番乗りとなる。これで女子ソフト初採用の９６年アトランタ五輪から４大会連続の出場。

　日本は０―０で迎えたタイブレーク方式（無死二塁から開始）の延長８回表、２死三塁から相手三塁手の失策で決勝の１点を挙げ、エースの上野由岐子が１０奪三振、被安打３で中国を完封。

　シドニー五輪は銀メダル、アテネ五輪は銅メダルの日本。北京五輪では今度こそ初の金メダルの期待がかかる。女子ソフトは１２年ロンドン五輪から除外が決まっている。

　今度、日本は４日の米国戦に勝てば５日の決勝に進出。負けると決勝トーナメントが敗者復活があるため、５日の３位決定戦に回り、この試合に負けた場合は３位。勝てば決勝に駒を進め、再びアメリカと対戦することになる。

　日本はエース上野に頼りすぎの感じがあるが、打撃に磨きをかけ何としてもアメリカを破ってほしいものだ。